人は喋らないと狂う

私は自営業で、自宅で仕事をしている。
お客様をお迎えすることもあるが、孤独に事務作業をすることも多い。
家族以外と話さない日も少なくはない。一人気ままに過ごせることはストレスレスで快適ではあるが、「身内以外の人と話さない」ことの弊害もあるなと、最近つくづく思う。

弊害その1
言葉のアウトプットが乏しいからか、頭に浮かべた「言いたいこと」がすらすら出て来ない。家族と話す時はそうでもないので、身内以外と話す時は意外に緊張するからなのかもしれない。

弊害その2

人と話せることが嬉しくてついつい喋りすぎてしまう。これは話し相手によっては、相当ウザく感じるであろう。

弊害その3
大人は他者を気遣うという社会的マナーを持っている。不肖私も目一杯謙遜して言ってもそれなりの気遣いは持ち合わせていると自負する。この「気遣い」が言葉と調和をもたせながら人と接する、という日々の訓練がないためか、なんかぎくしゃくしてしまう。

こういう弊害があるため、対人関係で余計な心配をしてしまうのだから、これは対策を考えなくてはならない。
今日は、子どもの学校のサークルでついでしゃばったことをしてしまった。気のせいかもしれないが大なり小なりやっちまったような感はある。
ここで私はハタと気がついた。主婦がサークルやPTAや集いにせっせと通うことの理由は「お家にお籠り」することで言語や非言語コミュニケーションの鍛錬不足になるからなのではないかと。人は言葉で自己を表現する。自己を確立する。その営みが奪われたら、人は狂うのではないか、と。

男女で脳の構造の違いがあることはご存知だろうか。右脳と左脳をつなぎ、情報を行き来する「橋」の役割をする脳梁が男性より女性の方が短く、大きく、丸いからという脳の構造の男女差のあらわれで、女性は男性よりマルチタスク能力に長けているからだといえよう。

女性は1日2万語話さないとストレスがたまる、という研究結果が出ているそうだ。アウトプットもインプットも一度にたくさん行えるからこそ、その本領を発揮しないと不完全燃焼となるのだろうか。関係は十分ありそうだ。そして、ストレスがたまるということは、言い換えるとたくさんおしゃべりすればストレス発散ができるということだから、やはりたくさんしゃべったほうが精神的には健康なのであろう。

ということで、週1でもいいからパートに出ようかな・・・と真剣に考えた花金の夕方なのであった。